今回はQAエンジニアの将来性について話していくよ
はじめに
QAエンジニアとは?はこちらをチェック!
QAエンジニアの将来は明るい!
この記事をみてくれているということは、現在QAエンジニアで将来が不安な方か、なろうと思っている方かと思います。
業種としては将来は明るいと言えますが、当然そこには人のスキル次第で大きく変わるというのが個人的な見解です。
現在の状況の整理
QAエンジニアという職種は比較的新しい職種です。
QAという単語もまだまだ「Q&A」の意味が一般的で、エンジニアだけどQAを知らない人も多数います。
そんな中、Googleがテストエンジニア、SETという言葉を使って発信をしていたり、メガベンチャーが先駆けてQAエンジニアの採用からの発信、という形で「品質」に対する関心がどんどん高まっているのが昨今です。
空前のプログラミングスクールブームで開発者が増えたり、そもそも世にある知見が増えて作りやすくなったり…。
そういった時代背景もあるでしょう。
品質という多くの業界で重要な要素で、その道のプロという位置づけであるQAエンジニアの貢献できるステージはとても多くなってきています。
コロナ禍でリモートワークが注目されているのも追い風でしょう。
そういった状況を考えると、QAエンジニアという品質についてのプロフェッショナルとしての立場を期待する会社は増加していく傾向にあると考えています。
幅が広いが故、再現性は低い
QAエンジニアに必須なスキルはなんでしょう?
最低限PC操作が~といった話はありますが、筆者も答えを持ち合わせていません。
それはなぜか?
QAエンジニアは品質全般に責任を持つエンジニアです。
会社毎に適した品質活動を見極め、それを推進していく必要があります。
その会社に自動化が必要であればプログラミングスキルが必要になるかもしれません。
プログラミングが出来なかったとしても、出来る人をアトラクトする必要があるかもしれません。
そういった会社の状況や業界によっても行うべき品質活動は変わってきます。
ソフトウェアテストの7原則の「テストは条件次第」が正にこのことを言っています。
何かの言語を学んでコードを書いていく ということとは違い、品質のためならなんでも推進していくのがQAに求められることが多いため、意外と泥臭い業務を多くなりがちです。
おわりに
まとめると
- 将来性はある
- 優しい道ではない
エンジニアである以上優しい道はないと思っていますが、QAエンジニアとして働き続け、一定のレベルに達するには相応の人間力が必要になります。
さらにそこには先人の知恵だけで辿りつけるものでもありません。
QAエンジニアのエンジニアという部分だけで他のプログラマーと一緒とは考えない方が良いでしょう!