テストエンジニアに応募するにあたっての志望動機の書き方、伝え方の例文を紹介します。
履歴書を重要視しない風潮になってきましたが、自分の中で「働く理由」を腹落ちさせることは重要です。
テストエンジニアに求められるスキル
テストエンジニアについては以下の記事を参照ください。
テストエンジニアの志望動機の書き方とコツ
今回は、ポイントを3つにわけて説明します。
文章の構成などの話はせず、テスト業界ならではのポイントを説明していきます。
- 経歴と志望動機
- 今までの経歴から何が出来るか
- 入社後に何が出来るのか、したいのかを明確にする
経歴と志望動機
今までどのような仕事をしていたのかと、入社/転職の理由を簡潔に書きましょう。
関係ない分野で働いていたとしても、その経歴がプラスに働くことも珍しくありません。
自信をもって書きましょう。
志望動機の話をすると、「実際お金だよw」という声をよく見かけますが、
それでもお金がほしいと素直に書くのはオススメしません。
お金だけが志望動機の候補者を会社側で採用する理由がないからです。
※当然スキルがある人でそれが伝わっている場合には別です
お金が欲しいという理由があるのは採用側も当然理解しています。
そこで考えてほしいのですが、お金が欲しいならもっと待遇の良い仕事もありますよね?
それなのに、なぜテストエンジニアを志望するのでしょうか?
その辺から深掘りをしていくと良い理由がみつかると思います。
株式会社〇〇に入社後、様々なお客様先にてテスト業務を行ってきました。
貴社の提供するサービスに以前から興味をもっており、様々なメディアで社風・ビジョンを拝見し非常に共感するとともに、これまでの経験を活かし貴社にて即戦力として貢献したいと考えるようになりました。
今までの経歴から何が出来るか
今までにどのような仕事をしてきたのか、どのようなマインドで仕事をしているのかを書くことで、今までの経歴とスキルをアピールすることが出来ます。
文字数も限られているため、詳細な作業まで説明する必要はなく、概要レベルでアピールできる経歴を記載していきましょう!
テスト活動に使うツールやスキルは一通り習得しており、
現在ではテスト業務だけでなくテスト設計やテスト計画といった業務も行っております。
テスト業務は「なぜこのテストをするのか」を常に考えるようにしており、その考えから行ってきた品質活動の経験は、貴社においても活かしていけるのではないかと考えております。
入社後に何が出来るのか、したいのかを明確にする
どのような経験をしてきて、どのように活かせそうかをしっかりと腹落ちさせておきましょう。
自分がどのように役立つかが明確になっていないと、採用する側としても多数いる応募者から選ぶ理由がなくなってしまいます。
その上で、入社後に自分が何が出来るのかを明確にしましょう!
仮に「じゃあ明日からよろしく!」と言われたとしても、自分のなかでやることが決まっているくらいになっていると、とても良いと思います。
入社後は、まずは貴社サービスの仕様把握、会社として守っている品質の理解に努めます。
その上で、これまでの経験と培ってきた知識をもとに、貴社に最大限貢献できるよう尽力して参ります。
テストエンジニアの志望動機 例文
あくまで例文ですので、参考程度にお使いください。
当然ですが、合格を保証するものではございません。
株式会社〇〇に入社後、様々なお客様先にてテスト業務を行ってきました。
貴社の提供するサービスに以前から興味をもっており、様々なメディアで社風・ビジョンを拝見し非常に共感するとともに、これまでの経験を活かし貴社にて即戦力として貢献したいと考えるようになりました。
テスト活動に使うツールやスキルは一通り習得しており、
現在ではテスト業務だけでなくテスト設計やテスト計画といった業務も行っております。
テスト業務は「なぜこのテストをするのか」を常に考えるようにしており、その考えから行ってきた品質活動の経験は、貴社においても活かしていけるのではないかと考えております。
入社後は、まずは貴社サービスの仕様把握、会社として守っている品質の理解に努めます。
その上で、これまでの経験と培ってきた知識をもとに、貴社に最大限貢献できるよう尽力して参ります。
自社開発専任のテストエンジニアとしてサービス発展に貢献したいと考え、貴社を志望致します。
現職では第三者検証会社の社員として様々なクライアントに赴き、検証業務に従事致しました。
幅広い分野のプロダクト開発に関わることができ、その経験から広い知識がついたことで当たり前な品質は当然、客観的にみた場合の品質向上にも貢献できると自負しております。
一方で、下請けの立場の弱さを感じることも多く、何よりも長期的にプロジェクトに腰を据えることから得られるサービス運用の知識や、専門性の高い技術を得づらい環境と立ち位置に危機感を覚えるようになりました。
貴社の展開するサービスは、業界内でも非常に伸びしろを期待できる分野で、その中でも独自のバリューを発揮する貴社のサービス内容にとても魅力を感じております。
これまでの経験と培ってきた知識を、より専門的な技術へと昇華させ、貴社に最大限貢献できるように尽力して参ります。